生肌感を消さない薄膜ファンデーションが時代の気分
クリームタイプの台頭が目立った今季。クリームといってもこっくりとした
重たさはなく、まるでホイップクリームのようにふんわり軽やかで
つけ心地抜群といったものに人気が集中。クリームファンデを
より薄く、軽く、均一に密着させるブラシ使いの提案も多かった。
パウダリーだからマット、リキッドだからツヤという従来のセオリーも
もはや通用しない。仕上がりとテクスチャーは自在に操れる時代に。
奇しくも3人がコンパクトファンデーションに選んだのも、
ツヤを宿した均一な薄膜を作る独自のテクスチャーを
極めた3ブランド。薄膜といってもカバー力がないわけではなく、
むしろ素肌になりすますコピー力は目を見張るものが。
ファンデーションをうまく選べばマイナス5~10歳は余裕だ。
●平 輝乃●